イーサリアムのネイティブトークンであるイーサ(ETH)は
逆三尊と呼ばれるテクニカルパターンに基づき
今年後半にかけてビットコイン(BTC)に対して
50%以上の上昇が予想されています。
こちらの記事では、イーサリアムの上昇が期待できる理由を
過去のパターンと比較して解説していきます🤡
✅2021年140%上昇との類似性
逆三尊は共通のネックラインの下で3つの谷が形成されているのが特徴で
中央の谷(ヘッド)が他2つの谷(ショルダー)よりも深くなります。
理想的なシナリオでは、逆三尊は右肩の形成後に
価格がネックラインのレジスタンスを突破することで解消され
その際には価格はヘッドの最も低い点とネックライン抵抗の最大距離分だけ上昇します。
6月17日時点で、ETH/BTCは逆三尊のヘッドと思われるものを形成したあと
上下動を繰り返しています。
したがって、共通のネックラインである0.061BTC付近への上昇を待っている状態です。
今後、ETH/BTCは緩やかな反落と反発をし
ネックラインを再テストして逆三尊の形成を完了する可能性が高いです。
ネックラインを上回ることに成功し、取引量の増加も伴えば
ETH/BTCの上昇目標は年末までに0.084BTC付近となり
現在の価格レベルから50%以上の上昇となります。
アナリストのウルフ氏は、2019年~2021年の
巨大な逆三尊ブレイクアウトパターンとの類似性から
今後数ヶ月で逆三尊のブレイクアウトシナリオを予測しています。
2021年のケースでは、2021年4月の決定的なブレイクアウト後
140%の価格上昇をもたらしました。
Am I the only one who’s seeing this pattern ? $ETHBTC pic.twitter.com/H0gWI8GDQ4
— Wolf 🐺 (@IamCryptoWolf) June 17, 2024
✅半減期後のビットコインの動き
ETH/BTCの2024年に向けた強気の見通しは
ビットコイン半減期後の歴史的な値動からも補強されています。
例えば、ETH/BTCは2020年5月の第3回のビットコイン半減期後に330%以上急騰。
2016年7月の第2回ビットコイン半減期後には900%以上の上昇を記録し
両方のケースで大きなトライアングルパターン内にとどまっています。
ETH/BTCは2024年4月の第4回ビットコイン半減期以降横ばいで推移しており
トライアングルのレンジの下部トレンドラインを維持しています。
一方で、現在の価格レベルから約20%上昇した
0.062BTC付近の上部トレンドラインへのラリーを見据えています。
興味深いことに、この上昇目標は先ほどお話した逆三尊ネックラインと一致。
したがって、トライアングルのレンジ内での変動はETH/BTCがIH&S形成を完了し
パターンが意図通りに展開すれば最終的なテクニカルブレイクアウトをもたらす可能性が高いです。
ブルームバーグのアナリストによると
ファンダメンタルの観点から見ると7月2日までに
現物型イーサリアム上場投資信託(ETF)の立ち上げが予想されており
これが前述のテクニカルな強気シナリオを引き起こす可能性があります。
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